こんにちは、ゲンゴロウです。
今日は山陰の小京都、津和野へ足を伸ばしました。
ちょうど桜も満開。
山あいの小さな町が、桜色に染まります。
ここには五大稲荷のひとつ、太皷谷稲成神社があります。
さっそく、赤い鳥居の群れをくぐって、お参りします。
稲荷さまといえば、やっぱりお揚げがお好き。
なので、売店で油揚げを購入(150円、ロウソク付)。
参拝者のために、お供え物専用の置き場所まで用意されています。
そこで、ぼくも油揚げを献上しました。
津和野の町並みは、石州瓦の屋根が赤く照り映えて、とてもきれい。
さすが山陰の小京都。お堀の鯉もあでやかです。
ここには、世界で唯一の畳敷きの礼拝堂があります。
なんだか、とても落ち着きます。
やっぱり日本人には、和風ですね。
津和野といえば、SLやまぐち号でも有名です。
駅のそばには、展示用のSL。
ぼくも車掌気分で、遊んでみました。
最後は、津和野の生んだ文豪、森鴎外のお墓参り。
石炭をばはや積みはてつ・・・
「舞姫」を読んだ時の熱い思いが、胸に蘇ります。
そしてたどり着きました、鴎外先生のお墓。
余は石見の人森林太郎として死せんと欲す
墓は森林太郎墓のほか一字も彫るべからず・・・
遺言のままに、実に清々しいお墓です。
そんなわけで、鴎外先生に想いを馳せながら、津和野に別れを告げました。
ぼくも、ひとかどの人物になるぞ。
また、お便りします。