こんにちは,ゲンゴロウです。
祇園祭には,前祭と後祭があります。
京都の人は,ホントに祭が大好き。
ぼくも後祭に巡航する山鉾を見てきます。
すごく暑いですけど,頑張ります。
巡航前には,山鉾に祀られる神様がお披露目されます。
それを見て回るのが,とても楽しいんです。
これは,橋弁慶山の弁慶と牛若丸。
こちらは浄妙山のお二方。
鎧武者姿がご立派です。
大船鉾には,今年から龍の彫り物が舳先に据えられました。
来年には金箔が貼られると聞いています。
左甚五郎作の鯉で名高い鯉山。
ここは,ホメロスの伝説が織り込まれたタペストリーでも有名です。
すぐ脇には,繁栄を祈って鯉を織り込んだ巨大な織物。
このお祭りに掛ける京都人の意気込みが伝わります。
織物といえば,どの山の織物も絢爛豪華。
モチーフも仏教説話あり,西洋文化ありで,見ていて飽きません。
ぼくのお気に入りは黒主山。
悪事を払ってくれるそうです。
天を仰いだお姿が,ちょっとユーモラス。
そんなわけで,おみやげは黒主山のチマキ。
これを飾っておけば,悪を払えるそうです。
悪霊退散! また,お便りします。