クークー、ゲンゴロウです。
今日は、パリで一番高い場所に位置するパンテオンを訪れました。
ここは、フランスの偉人たちが葬られている、いわば国家の神殿です。
春季、夏季には、屋上に登って、パリを一望することもできます。
奥の間には、共和国の女神マリアンヌ。
この国では、女性こそが国家の象徴なわけですね。
偉人たちは、クリプト(地下墓所)に埋葬されています。
これから、ゲンゴロウも、お参りしてみたいと思います。
入り口には、革命の思想家、ヴォルテールとルソーの棺。
いずれも共和国の礎を築いた思想家です。
他にも、キューリー夫人、ヴィクトル・ユーゴー、
第一次世界大戦に反対して暗殺された政治家ジョレスも、ここに眠っています。
また、亡骸は移葬されてはいませんが、
功績を讃えて、壁面に名前が刻まれた人もいます。
『星の王子さま』のサンテクジュペリや哲学者ベルグソン、
マルチニックの詩人エメ・セゼール等です。
驚きは、中心部に政治家ガンベッタの心臓が納められていること。
まるで、聖人の聖遺物のよう。
まさしく、ここは共和国の神々を祀る神殿なのですね。
ちなみにパンテオンには、フーコーの振り子もあります。
地球の自転を証明するための装置がここにあるのも、ちょっと不思議な感じ。
パンテオンの見学後は、小腹を満たしにパン屋さんへ直行。
2016年のバゲットコンクール優勝店です。
パン屋さんのいろんなサンドイッチ。
この国は、フランスパンに具をはさんだものが主流です。
でも最近は、ベーグルサンドイッチも目立ちます。
ぼくは、クロワッサンを2種類、購入しました。
これはクロワッサン・オルディネール、普通のクロワッサンという意味です。
こちらはクロワッサン・オ・ブール。バター・クロワッサンの意。
練りこまれたバターが香ばしく、甘みがあって、おやつにぴったりです。
また、お便りします。