こんにちは,ゲンゴロウです。
いつのまにか,京都も春らしくなってきました。
今回は,洛西にある善峯寺をご案内します。
現在の善峯寺は,家光公の奥方である桂昌院の寄進になります。
彼女は,生類憐れみの令を発布した綱吉公のお母さんとして有名です。
だから,境内のあちこちにイヌの姿が見られます。
さっそくですが,まずは鐘撞き。
2016年もハッピーでありますように,仏様にお願い。ゴ〜ン。
この寺には「遊龍の松」という名で知られる巨大な松の木があります。
樹齢600年以上! とにかく長く伸びた姿は壮観です。
こちらは重要文化財の多宝塔。
石山寺のに負けず劣らず,端正な佇まい。
でもやっぱり,桂昌院といえば,玉の輿のお玉として知られています。
その彼女にゆかりの深い神社が,京都市内の今宮神社です。
さっそく,訪ねてみましょう。
こちらが今宮神社です。
良縁や玉の輿を願う絵馬がたくさんありました。
ここには「阿呆賢さん」という面白い石があります。
「阿呆賢さん」は,大きな石のことです。
お願い事をして持ち上げた時,軽く感じれば願いが叶い,
重く感じれば,まだまだ努力が必要という不思議な石です。
今年は料理の腕が上がりますように,とお祈りして,石を持ち上げてみました。
結果は・・・お,重いです。千里の道も一歩から。がんばります。
帰りに参道の有名な「あぶり餅」をいただきました。
このお店は,千年も前からあるお店だそうです。
これがそのあぶり餅。
千年もの間,かわらず提供されてきたなんて,感慨深いです。
桜の開花はもう間近。京都はすっかり春の陽気につつまれています。
また,お便りします。