ゲンゴロウの京都日記

パリから帰国したゲンゴロウが、京都生活を綴るブログ。

玉の輿に乗りたい

こんにちは,ゲンゴロウです。

いつのまにか,京都も春らしくなってきました。

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今回は,洛西にある善峯寺をご案内します。

現在の善峯寺は,家光公の奥方である桂昌院の寄進になります。

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彼女は,生類憐れみの令を発布した綱吉公のお母さんとして有名です。

だから,境内のあちこちにイヌの姿が見られます。

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さっそくですが,まずは鐘撞き。

2016年もハッピーでありますように,仏様にお願い。ゴ〜ン。

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この寺には「遊龍の松」という名で知られる巨大な松の木があります。

樹齢600年以上! とにかく長く伸びた姿は壮観です。

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こちらは重要文化財の多宝塔。

石山寺のに負けず劣らず,端正な佇まい。

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でもやっぱり,桂昌院といえば,玉の輿のお玉として知られています。

その彼女にゆかりの深い神社が,京都市内の今宮神社です。

さっそく,訪ねてみましょう。

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こちらが今宮神社です。

良縁や玉の輿を願う絵馬がたくさんありました。

ここには「阿呆賢さん」という面白い石があります。

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「阿呆賢さん」は,大きな石のことです。

お願い事をして持ち上げた時,軽く感じれば願いが叶い,

重く感じれば,まだまだ努力が必要という不思議な石です。

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今年は料理の腕が上がりますように,とお祈りして,石を持ち上げてみました。

結果は・・・お,重いです。千里の道も一歩から。がんばります。

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帰りに参道の有名な「あぶり餅」をいただきました。

このお店は,千年も前からあるお店だそうです。f:id:gengorodeparis:20160327225809j:plain

 

これがそのあぶり餅。

千年もの間,かわらず提供されてきたなんて,感慨深いです。

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桜の開花はもう間近。京都はすっかり春の陽気につつまれています。

また,お便りします。

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