こんにちは、ゲンゴロウです。
だた今、西本願寺は花灯明の真っ最中。
そこで、ぼくもさっそく拝観させていただきます。
夜のお寺はなんだかとても神秘的。
人もあまり多くなくて、心静かに散策が楽しめます。
現代的な花灯明のアートが、古刹に不思議とマッチしています。
古典と現代の共存に、ちょっとパリを思い出して、せつなくなりました。
灯明の果てには、大きな時鐘。
でも、除夜の鐘をつくのではない、とのことでした。
まずは国宝の唐門。なんでも二条城の遺構だそうで、
さすが伏見桃山文化。壮麗なことこの上ありません。
その後、書院を見学して(撮影禁止)、ついにたどり着きました、飛雲閣。
子供の頃、歴史の本で見て以来、ずっと憧れつづけた建築です。
水面に映える華麗な書院造。
左右非対称の妙技には、驚嘆するばかり。
聚楽第の遺構とされるのも、故なしとしません。
憧れの飛雲閣を満喫して、少年の日の夢をかなえたあとは、本堂にお参り。
堂前には、樹齢400年の銀杏の木。
その旺盛な生命力と、大火にも耐えぬいた強運にあやかりたく、
武運長久を祈ります。
今の京都は、昼は暑くて夜は肌寒く、うっかりすると風邪をひきそう。
みなさんの御自愛をお祈り申し上げます。
また、お便りします。