ゲンゴロウの京都日記

パリから帰国したゲンゴロウが、京都生活を綴るブログ。

そうだ,東京,行こう

こんにちは,ゲンゴロウです。

ぼくは今,東京の甘酒横丁に来ています。

 

甘酒横丁は,江戸の香りを残す人形町にあります。

かつてその入口に,甘酒をふるまう店があったのが,町名の由来だとか。

 

でも今回のお目当ては,ほうじ茶香る濃厚なソフトクリーム。

甘さ控えめで,コーヒアイスのようなお味でした。美味〜。

 

ここからすぐ近くにある水天宮に向かいます。

途中,あの京都三条大橋側にある高山彦九郎像のミニチュアを発見。

 

無機的なビル群の中に,突如現れる木造のお社,水天宮。

じつはここは久留米藩邸跡。

久留米の殿様,有馬家が,崇敬篤い地元の水天宮を勧請したそうです。

 

久留米といえば,ブリジストン発祥の地として名高いゴムの町。

境内の狛犬も,ブリジストン創始者の石橋正二郎氏の寄進になります。

 

久留米といえば,筑後川のカッパ伝説でも有名。

市内には河童のミイラも残るほどに,このUMA(未確認動物)も身近な存在。

 

つづいて訪れたのは,東京の中枢,大手町。

この高層ビルの谷間には,あの名高い将門様の首塚が鎮座ましましています。

 

東京の守護神は,あまりにも畏れおおく,遠くから手を合わせるばかり。

どうか,これからも日本をお守りくださいますように。

ゲンゴロウも微力ながら,国家安寧のために尽力する所存です。

 

こちらは,かつて将門様の首桶が納められていた築土神社。

こちらの狛犬は,年代が確認される限りでは,都内最古のものとの由。

 

将門様の遺構を満喫した後は,築土神社近くの靖国神社へ。

ちょうど終戦記念日ということもあり,大勢の人が詰めかけていました。

 

本殿へのお参りを済ませてから,遊就館へ。

こちらで戦争に彩られた日本近代史を学びます。

 

東京から京都に帰着すると,3年ぶりの送り火。

やっぱり,これがなくっちゃ,京都の夏は終わりませんね。

また,お便りします。