コマンサヴァ? ゲンゴロウです。
今日のパリは荒れ模様の天気。
騎兵隊のみなさんも大変そう。
でもめげずに、今日も元気にいってみたいと思います。
本日のメインイベントは、ノートルダムの天辺に登ること。
ノートルダムの入り口は、いつも長蛇の列。
そこで朝の9時半から並んで、最前列をゲット!
800段以上の狭い石段を登るのは、さすがに大変。
でも、頂上に着けば、ほら、パリを眼下に見晴るかすことができます。
サンジャックの塔と、その向こうにはサクレクール。
左側に見えるのがサン・シュルピス教会。
中央遠くには、エッフェル塔も臨めます。
先日訪れたパンテオンもよく見えます。
あそこにフランスの偉人たちが眠っているんですね。
上から見ると、教会が十字架の形を模して作られたことがわかります。
ノートルダムの尖塔は、十字架の中央部に位置しています。
でもノートルダム寺院といえば、
やっぱり、ユゴーの『ノートル・ダム・ド・パリ』。
醜いけれど、優しい力持ちの鐘つき男、カジモドを思い出します。
今でも、カジモドが鐘を鳴らしているような気がします。
でもゲンゴロウは、老いらくの恋に狂うクロード・フロロがけっこう好き。
カジモドのお仲間、ガーゴイルも間近で眺められます。
どれもユーモラスで、ちょっと仏像に踏みつけられた邪鬼を思わせます。
激しい風雨の中、修復作業に勤しむおじさんがいました。
ぼくたちが観光を楽しめるのも、こうした努力の賜物なのですね。
おじさん、ありがとうございます。
その後、冷えきった体を温めにカフェへ。
その時、新調した靴を失くした事に気付きました。
どなたか、ノートルダムに登ることがあったら、ぼくの靴を探してください。
あんまり悔しいので、お気に入りパン屋へ直行。
お昼ご飯に、大好物のキッシュをふたつ購入。
玉ねぎキッシュと、マッシュルームのキッシュです。
それでも腹の虫が収まらないので、デザートにタルト・タタンを注文。
りんごの自然な甘さと酸っぱさが最高です。
おかげで、ちょっと落ち着きました。
また、お便りします。