こんにちは、ゲンゴロウです。
9月14日は中秋の名月。
ぼくも、大覚寺の観月の夕べに参加してきました。
大覚寺は嵐山の奥に位置する古刹。
境内に大沢池を有することでも知られています。
この池に船を浮かべて、名月を鑑賞するのが、大覚寺の習わし。
残念ながら、ぼくが訪れたときには、チケットはすでにソールドアウト。
夕闇が迫り、境内が美しく輝きはじめます。
いよいよ満月が、京の東に昇る時刻。
西の空は、夕焼けの残照で、いまだ輝いていますが、
大沢池は闇につつまれて、お月さまを迎える準備は万端です。
あっ! 東の空に、月が出ました!
嵯峨野の暗闇を、煌々と照らしてくれます。
湖面に映える満月が、本当にきれい。
この地に避暑した平安貴族の気分を、味わうゲンゴロウ。
滑るように湖面を走る月見船。
来年はチケットをゲットして、湖上から月見鑑賞します。
翌日は、毎年恒例の軒先のすすき交換。
これからの一年間が、幸多き年となることを祈ります。
去年のすすきは、燃やして灰にします。
一年間のお働き、ご苦労さまでした。
やっぱり京都の秋には、すすきの交換が必須ですね。
また、お便りします。